フラワーアレンジメントでは存在感が人気のガーベラ!花首が曲がる対策どうする?

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花屋に行けば一年中ある花で、誰からも「かわいい」と言われて人気のお花がガーベラです。花の形も丸く大きく、一重や八重咲き、花びらがねじれた様な個性的な形で種類が豊富です。花の色もパステルカラーやビビッドな色、シックな色などもあり、幅広いシチュエーションで活躍してくれる花です。

 

形もかわいく、色も豊富でフラワーアレンジメントに数輪使うだけで華やかな印象を与えてくれるガーベラですが、実は、水揚げが悪いとすぐに首が曲がってしまうという花でもあります。「さ~これからフラワーアレンジメントのレッスンです」と言った時に、首が曲がってしまったらやはりちょっと残念ですよね。

 

そんなときの対策は、どうしますか?私は、こんなことをしていますということで、普段やっている対策を少しまとめてみました。

 

フラワーアレンジメントで存在感が人気のガーベラの魅力とは

 

ガーベラの種類は、2000種類と言われるほど豊富です。切り花としてもバラ、カーネーション、チューリップ、菊に次いで、良く利用される花です。誰にでも好かれるガーベラの魅力ってどんな部分なのでしょう。少し、考えてみました。

 

  • 丸い花姿が馴染みやすい
  • 花の色が豊富
  • 幅広いシチュエーションで利用が可能
  • 購入しやすい価格
  • 季節を問わず購入できる

 

丸い花姿が馴染みやすい

ガーベラは、菊科の植物です。菊は、古くからある花の一つで、日本人には、馴染みやすい花となっています。見た目菊に似ているガーベラは、日本人にとっては、受け入れやすい花姿なんだと思います。また、フラワーアレンジメントに利用する場合、どのような花とも調和しやすい花姿と言う点で誰からも親しまれる花となっています。

 

花の色が豊富

ガーベラの花の色は、とても豊富です。国内で生産されているガーベラだけで、500色以上と言われています。花の色が豊富はガーベラは、アレンジメンにも利用しやすく、様々な場面で活躍してくれる花となってくれます。

 

幅広いシチュエーションで利用が可能

 

ガーベラの花は、1本でも存在感がありますが、数本まとめて花束にしても可愛いらしく仕上がります。バラなどの他の花材とも相性が良いです。ガーベラの茎は、葉がなくスラっと伸びた茎です。葉物とも合わせやすく和洋問わずアレンジに使える花です。

 

購入しやすい価格

ガーベラは、様々なアレンジに使える花でありながら、バラやユリなどと比べると購入しやすい価格と言う点が魅力の一つです。花屋で購入する場合は、大抵、1本100円~200円ほどで購入できます。

 

花屋でバラなどを購入しようと思った場合、バラの種類にもよりますが、大体、1本300円~500程の値段で販売されています。如何に、ガーベラが購入しやすく、親しまれやすいかがわかります。

 

季節を問わず購入できる

ガーベラは、春と秋に花を咲かせます。日本国内の産地で生産され、欲しいと思った時に、一年中購入することが可能な花です。何か大切な日、お祝い事やお礼など相手に何かを伝えたい時にいつでも頼れる花となってくれます。

 

フラワーアレンジメントに限らず一般的なガーベラの水揚げの方法

 

ガーベラの一般的な水揚げの方法は、湯上げです。ガーベラの花びらが湯気に当たるのを防ぐために、花まで隠れるくらいに新聞紙で巻いて、切り口を水平にカットして3センチくらいまでを10秒ほどお湯に浸けます。

 

その後、すぐにお湯から引き揚げて、お湯につけた部分のすぐ上あたりを水切りします。水切りしたガーベラは、新聞紙を巻いたまま1~2時間程、水に浸けておきます。

湯上げの詳細については、以下の記事を参考にして下さい。

フラワーアレンジメントの教室にとって夏は敵!できる対策は何?

 

フラワーアレンジメントの教室前に短時間でガーベラの首をまっすぐにする方法

 

フラワーアレンジメント教室での花の仕入れ方は、それぞれだと思いますので、教室が始まるまでに時間がある場合には、ガーベラをゆっくり湯上げして水切りして元気に復活させてあげられることがガーベラの為にも良いと思います。

 

しかし、教室が始まる少し前にガーベラが届き、水揚げ状態も良くなく、首が曲がっていたら、アレンジに使おうと思っても、使い難い花材になってしまいます。それでは、せっかく出席してくださる生徒さんをがっかりさせてしまいます。

少しでもガーベラに元気になってもらうためには、以下の方法で水揚げをしています。

 

  • ガーベラの花首をなるべくまっすぐにして、茎は10~20センチほど出した状態で新聞紙をきつめに巻きます。
  • 水の中で斜めにカットします。
  • 水を深めに入れたバケツの中にレッスンに使う直前まで直立にして入れておきます。

 

上記で、ガーベラを直立にして水の中に入れておくことがポイントです。他の花などを利用してガーベラが真っ直ぐ立つように水の中に入れておくことが重要です。一時間以上、直立にして水の中に入れておいてあげると花首が真っ直ぐになります。

 

時間が足りなく、直立にしてもガーベラの花首が真っ直ぐにならなかった場合は、ガーベラの花首が真っ直ぐになるようにワイヤーでサポートするよう生徒さんに伝えます。また、もし家に持ち帰って、ガーベラの花首が気になる様であれば、水を入れたペットボトルにガーベラを花首まで挿しておくと真っ直ぐに復活することを伝えます。

 

ガーベラは、水がしっかり上がると長く楽しめる花の一つです。できれば、真っ直ぐな花で家でも長く楽しんでもらいたいと思います。

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