フラワーアレンジメントの教室運営で先生の資格って必要なの?

スポンサーリンク
フラワーアレンジメントの先生の資格

 

フラワーアレンジメントの教室を運営している先生のほとんどは、どこかの民間の団体に所属して、先生の資格を取得している方が多いと思いますが、実際、日本でフラワーアレンジメントを教えようと思った場合、資格取得が義務付けられているわけではないんですよね。

 

長い間、花屋の仕事をしていて、そこで学んだ技術を人に伝えるという形でフラワーアレンジメントの教室を運営している方々を私は、多く知っています。そういう方々は、特に資格を取得せずに教室を運営しているんですよね。そう考えると、フラワーアレンジメントの先生の資格って何のために必要なのでしょうね。

 

フラワーアレンジメントの先生の資格の種類

 

 

私の場合は、お花が好きで、フラワーアレンジメントの教室へ通うようになって、先生の資格を取得してみようかなという気持ちに変わっていき、今に至るという感じです。ですから、最初から教室をやりたかったわけではないんです。

 

しかし、もし最初に教室をやりたいと思って、資格を取ろうかなと思っている方は、どこの資格を取得すると良いのか悩むところだと思います。フラワーアレンジメントの先生になるための資格は、結局、民間の団体に所属してそこの専用のカリキュラムを学んで試験を受けるというのが一般的な流れですが、調べてみるとかなり多くあるんですよね。

 

  • NFD(日本フラワーデザイン協会)
  • FDAフラワースクール
  • EFD(ヨーロピアンフラワーデザイン連盟)

 

パッと思い浮かぶところで3つほど挙げてみましたが、まだまだ、多くの団体があります。どのような団体で学びたいか迷ったときには、「フローリスト」や「花時間」の雑誌に多くのスクールが紹介されているのでそちらを参考にするとよいかもしれません。

 

私の場合でお話すると、何もわからずEFDの資格を取得しましたが、いざ、自分が教室を開いてみると、他の団体は、どんなことを学ぶのか非常に気になり、FDAの資格も取得したという感じです。二つの団体の経験をしてみると、そこの団体のメリットやデメリットが見えてきます。

 

フラワーアレンジメントの先生の資格取得のメリット

 

フラワーアレンジメントの教室を継続していくためには、絶対欠かせないことと言えば・・・

 

  • レッスン内容
  • 花の仕入れ
  • 生徒さんの集客の仕方
  • 先生の成長

 

上記4つに関しては、教室を運営していくために欠かせないことですが、自分ひとりで何とかしようと思っても、解決できなかったり、時間がかかったりすることです。

 

レッスン内容

フラワーアレンジメントの教室で何を教えるかは、とても重要なことです。教えると言っても、最初は、学んだことを教えるのが精一杯です。しかし、その学んだことをどういうスケジュールでどのように教えていくかを自分で考えなければなりません。

生徒さんの中には、フラワーアレンジメントの経験がないという方もいれば、少し、経験したことがあるという方もいます。また、1年、2年継続していくうちに、レベルなどにも差が出てきます。そのような生徒さんに対して、どのように教えていったら良いかを考えなければなりません。こういうことも時間を必要とする仕事の一つです。

 

花の仕入れ

フラワーアレンジメントのレッスンを行おうと思ったら、花は、できるだけ低い価格の仕入れ先から、レッスン前に必ず、必要な花を必要な量だけ確保する必要があります。しかし、仕入れ先を見つけるのも大変、また、限られた予算の中で、どのような花をどのくらい仕入れたら良いかを決めるのも時間がかかることです。

その間に生徒さんの出席人数の変動があれば、その都度、仕入れる量の変更が必要になります。できれば、仕入れ担当を一人雇いたくなるほどです。

 

生徒さんの集客の仕方

花の仕入れも決まり、レッスン内容の組み立てができても、教える生徒さんが集まって来なければ、教室運営は、成り立ちません。生徒さんをどのように集めるか、どうやって継続して、来ていただくか、自分なりのサービスを提供していかなければ継続は難しくなります。

 

先生の成長

フラワーアレンジメントの教室を長く続けていくと、生徒さんも成長し続ける一方で、先生も成長し続けなければ、自分の引き出しが空っぽになり、教えることがなくなってしまいます。そのためには、教える側の成長も大切です。そのための勉強も自分なりに継続していかなければなりません。

 

フラワーアレンジメントの教室を運営するためにどうしても壁になるのではないかと言うのが、上記4つだと思います。上記4つが解決すれば、案外簡単にフラワーアレンジメントの教室が継続できてしまいます。

 

私は、フラワーアレンジメントの先生の資格を2団体、取得して教室運営を行ってきました。日々感じることは、フラワーアレンジメントの先生の資格は、上記4つを解決するための資格ではないかと感じています。それぞれの団体に少しづつ差はありますが、何らかの形で上記4つが解決できるようなサポートが用意されています。

 

ですから、教室運営でちょっと躓きつつある方は、自分が所属する団体のサポートが自分に合っていない可能性もあります。他の団体のサポートを知るという意味でも違った団体のサポートについて調べてみるのも良いかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました