フラワーアレンジメントの教室継続の為に取得してよかったと思う資格とは

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フラワーアレンジメントの先生の資格

 

フラワーアレンジメントの先生の資格を取得して、やっと教室が開けると思った時、同時に様々な不安が生まれます。最初は、生徒さんも1年目、自分も先生になって1年目という点で何とか勉強してきたことを生徒さんに伝えれば、レッスンは、成り立つという感じです。

 

しかし、生徒さんも毎回のレッスンを通して成長していくわけですから、それと同時に自分も少しづつ成長しなければ、いつも話す内容は、同じになってしまいます。また、回数を重ねるうちに、思いがけない質問を生徒さんからされることがあります。

 

フラワーアレンジメントを教えている立場ですから、「わからない~」で済ますわけにはいかないですよね。今の時代、わからなければGoogle先生に聞くという手段もありますが、できるだけ自分の言葉で伝えたいと思ってしまいます。そんな時に、あ~勉強しておいてよかった・・。取っといてよかったという資格の話です。

 

フラワーアレンジメントの教室の先生の仕事における本当の使命とは

 

私がフラワーアレンジメントの先生の資格を取得したのは・・・・計算するとびっくりで、15年くらい前になるようです。その時って、ガーデニングや寄せ植えなどが、すごく流行っていた時でもあるんですよね。そして、切り花は、停滞気味でした。

 

花屋でも切り花より苗のポットの方が良く売れるという状態でした。そういう時に資格を取得したので、切り花業界を盛り上げようということで、フラワーアレンジメントの先生も一気に増えた時でもあります。

 

フラワーアレンジメントの先生になる時には、「切り花がより多くの人の生活に取り入れられるように教室を運営していってください」と言われ先生としての資格を渡されました。

 

ですから、私がやるべきことは、出席してくださる生徒さんの生活の中に、普通に切り花が取り入れられるよう伝えていくことが仕事の中でも大事な部分なんだと思っていす。

 

フラワーアレンジメントの教室の先生の資格って花の知識が薄い

 

私がフラワーアレンジメントの先生になる為に最初に学んだことは、フラワーアレンジメントで一般的に言われている「基本形の制作」です。決められた量の花材で基本形を素早く制作できるように何回も練習しました。基本形だけで、ブーケも含めて30種類ほどあったと思います。

 

その他は、基本形に関する理論的なことや花についてのことも覚えなければなりませんでした。しかし、フラワーアレンジメントの先生の資格を取得してみて、ふと気が付くと花についての知識が少ない自分に気が付いたのです。

 

結局、フラワーアレンジメントの先生の資格と言うのは、技術が重視です。とにかく、花で何か形を生み出さなければならない作業です。

 

一方、フラワーアレンジメントの教室では、生徒さんが花で何かを制作できるようにしてあげることと、家に戻った後も花が楽しめるように必要なことを伝えなければなりません。学んだことと実際にすべき仕事に少しギャップがあることを感じました。

 

花と言っても、フラワーアレンジメントで扱うものは、切り花がほとんどです。その切り花の状態が悪い時は、何が原因でそうなってしまうのか、また、どんな処置をすればまた、元気な切り花に戻るのか・・など、切り花の扱い方について、何も知らない自分がいたんです。

 

これじゃー生徒さんに幅広く花について伝えることは、不可能だと感じてしまいました。どうしたら良いか、考えていた時に、所属していた団体の方から「カットフラワーアドバイザー」の試験を奨められました。

 

「え?また勉強?」と思いましたが、テキストを購入してみると、そこには、私が知りたかった切り花についてのことが多く書かれていたんです。今もたまにテキストを読み返すことがありますが、その時に学んだことの多くが未だにフラワーアレンジメントのレッスンの時に役立っていると感じます。

 

フラワーアレンジメントの教室継続の為に取得すると便利なカットフラワーアドバイザーとは

カットフラワーアドバイザーとは、「切り花を楽しみたい一般の方々へ切り花の育て方や楽しみ方を適切に指導したり、それについての正しい情報を提供できる専門家です」と定義付けられています。カットフラワーアドバイザーの試験は、日本切り花装飾普及協会が実施しています。

 

私は、所属の団体から奨められるままに「カットフラワーアドバイザー」の資格を取得することにしました。。カットフラワーアドバイザーの資格は、決められた日に5時間ほどの講習を受けた後に1時間の試験を行うという流れで実施されます。試験中は、テキストを見ても良いということでした。

 

テキストを見ても良いのであれば、ちょっと取得しやすいかも・・と思ってしまいますよね。それが、大きな間違いで、60分で70問の問題を解かなければなりません。テキストを見ていたりすると時間が無くなります。ですから、結局、ほぼ暗記しておいた方が良いということです。

 

内容は、切り花の生産、流通を含め、扱い方、品質保持まで学ぶことができます。かなり専門的な言葉を使って説明されている部分もあるので、生物や化学が苦手な方は、大変かもしれません。

 

また、その他として、フラワーアレンジメントの制作についての理論も学ぶ部分がありますが、そこは、もうすでに学んでいる方が多いと思いますので、苦労することはないと思います。

 

カットフラワーアドバイザーは、資格を取得してからは、2年ごとに資格の更新があります。その時は、決められた日に講習を受け、資格の更新を行うというのが流れです。その時に更新費用として10,000円の支払いが必要になります。この更新料が高く感じて途中で退会する方が多い様です。

 

しかし、私はこの資格でたくさんのことを学ばせていただいたので、いまだに資格の更新を続けています。切り花のことを深く知りたい、もっと身に付けたいと思われる方は、おすすめの資格です。

カットフラワーアドバイザー(日本切花協会)

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