私は、所沢市に住む42歳の主婦です。結婚前に花屋でアルバイトをしながらフラワーアレンジメントの教室に通い、技術を習得しようとしていました。その時の教室の体験談をお伝えします。今でもフラワーアレンジメントの教室に通って良かったと思える教室でした。
フラワーアレンジメント教室に通うようになったきっかけ
結婚する前に住んでいた仙台で、花屋さんのアルバイトをしていました。そこは大きなショッピングモールの小さないちコーナーだったのですが、毎日、お客さんが来る繁盛店だったと思います。
常時、花の種類は40位あったと思います。花の種類ごとにラッピングされた物をレジに持って行ってもらう形式でしたが、花束の依頼も受けることができ、花屋さんの経験のない私には一からの挑戦でした。
花束の依頼の他にも、オアシスを使ったフラワーアレンジメントもアルバイトが作って売る事があり、社員さんから最初は教えていただきながら制作していました。会社の方でも何回か研修会を開いてくれて、当時の上司の方が進めて下さり、参加して勉強させていただきました。
会社の研修の他にも個人的にフラワーアレンジメントを学んでみたいと思い、教室を通うことに決めました。
フラワーアレンジメント教室の探し方
私がフラワーアレンジメントの教室に選んだ場所は、住宅展示場の一部を借りて開催していた教室でした。地域の情報誌で見つけました。新聞と一緒に折り込まれてくる地域情報誌のカルチャーコーナーの部分に記載があったと思います。
他にも教室を探してみましたが、その時の自分が払える費用的なことを考えると、無理のない範囲と言うことで、その教室に参加してみました。コースもとりあえず初心者向けの内容のもので難しくなくて良かったです。
フラワーアレンジメント教室のコース内容、受講ペース
その住宅展示場の一部を借りたフラワーアレンジメントの教室には、半年間通いました。週に一回の教室です。半年のサイクルで開催していました。今は通っていませんが、今住んでいる埼玉県の自宅の近くで手頃な教室があれば半年ぐらいまた経験してみたいです。
今は育児中なので、花屋さんでまた働けたら嬉しいです。年齢的にも、育児中に腰を痛めた事もあり、どちらかと言うと、フラワーアレンジメント作りが主の仕事があるか探しています。
その教室は、あくまで住宅展示場の一部を借りた教室でしたが、生徒募集の誌面には、講師の先生のプロフィールがちゃんと写真付きで書かれていて、ちゃんと資格と経験を持った先生だったのは覚えているのですが、正確な名前、派遣先の会社名は覚えていません。
基本的に、週に一回、月曜日の午前中に開かれているものでした。定員は20名ほどで、早い者勝ちで入れるものでした。全くの初心者からはじめられるという教室の内容だったので、受講する日に、その日の花材分をおのおの先生に現金で収める形式でした。
確か、一回につき、2500円くらいでした。それには、オアシス代や受講料、容器、花代が含まれています。いつの授業から出ても大丈夫な内容で、席に、毎回使う花や花器があらかじめ準備されていて、基本的なスタイル、オールグラウンドからL字シェープなど、会ごとに終わるように構成されていました。
受講時間は1時間弱くらいだったと思います。最初に、ノートにアレンジの絵を書きました。簡単なこの方向に刺す、手順、など本屋さんに売られているテキストの絵のようなものをメモしました。
フラワーアレンジメント教室に通って良かった点と教室の魅力
フラワーアレンジメント教室に通って良かったことは、優しい年上のご婦人に出会えたことです。仕事でも年上の方々に囲まれていましたが、アレンジを頼まれる接客をとても苦手とされていた方々ばかりで、あまり花屋さんの仕事が好きではない雰囲気が漂っていました。
しかし、そのご婦人とは、一緒に花を楽しむことができたので嬉しかったです。レッスンの最後には、毎回、お互いの作品の写真を撮りあって記念にしました。提案したのは私ではないのですが、目上のご婦人が提案して下さり、毎回写真を撮ったことで、今でも思い出したときに作品を見返すことができて良かったと思えます。
そしてやはり教室に通って思った事は、花が好きだなぁ、と実感できた事です。花を扱っている間はとても懐かしく、楽しい気持ちになります。今でも、お正月などちょっとしたイベントの時にアレンジを自宅でするのですが、そういう事が出来るのは教室に通った事も心理的に大きいと思っています。
フラワーアレンジメント教室で嫌だなと感じたこと
フラワーアレンジメントの教室は、週に一回でしたが、月曜日に体調が悪くなる事が多く、ちょうどその時、精神的に疲れていた事もあり、教室に行くのが辛い時期がありました。アレンジをしに行きたいのですが、その時間の長さや、周りの年齢層の違いが、なかなか馴染めなくて緊張してしまい、行くのが、足が重くなる事がありました。
グループで作業を別れるわけでもなく、あくまで個人的に作業を黙々と出来たのでその点は良かったです。先生も理論的な事から図解して、わかりやすく教えてくださったので不満はありませんでした。
特に批評もせず、最後に、みんなの作品を飾って、おのおのが参考に見て回るという感じでしたので、プレッシャーもなく出来ました。その点では気を使わなくても良い教室だったと思います。
フラワーアレンジメント教室に通わなくなった理由
現在は、教室に通ってはいません。仙台から東京に引っ越したのが一番ですが、生活環境が変わった事も大きいです。結婚をして育児が始まりましたので、資金面や時間、精神的な余裕がなくなった事があります。
定期的に何かに長期に通うという事が難しくなったと言えると思います。欠席する機会が多くなる立場になったと思うので、もう少し余裕が出来てからが良いかと思っています。
また、花屋さんにいたせいか、体質が変わったのか、花粉症やアレルギーがではじめたので、少し足が遠のいた感じがします。前はなかったのですが、最近ひどくなったので様子を見ています。
近くにカルチャースクールがありますが、値段がちょっと高いかな、と思うのと、こどもがまだ小さいのでお金の面で躊躇しています。ショッピングモールに入っている大手の花屋さんが積極的にフラワーアレンジメントの教室を開いてくれていて、いつもチラシが置いてあるので、それに参加出来たらと思った事があります。
それは、本当に短期のもので、イベントの時に、そのテーマにそったアレンジを教えてくださる内容のものです。連続して通わなくて良いのでプレッシャーも少ないですし、合わなかった場合も続けなくて良いので、費用の面でも負担は少ないかな、と感じたからです。また、日にちも明確にされているので、予定がつけやすいところが良いと思っています。
フラワーアレンジメントの教室の先生という職業について思うこと
最近は、フラワーアレンジメントの先生になりたいと思うようになりました。身体が動くうちは、花屋さんにまた務めたいと思っていたのですが、育児中に腰を痛めたので、ちょっと店舗で働くのは無理かな、と思いはじめてきました。
なるべく腰に負担の少ない花のお仕事が出来たら嬉しいです。先生という立場にはかなり恐縮します。特に資格を持っている訳でも無いですし、接客業をした事はありますが、人前に立って指導する事は経験した事が無いので私にとっては未知の領域です。
先生ができたなら、美術鑑賞の時のように、色々な作品を見る機会、という気持ちで花を楽しむ人を増やせたら嬉しいです。作品は個性なので、特に批評したりする事はしたくないです。技術的な事は、数学やデザインの勉強に通じていて、色彩やバランスの問題は勉強だと思います。
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