フラワーアレンジメントの教室で敬老の日のためのレッスンで扱う花は何にする?

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フラワーアレンジメントの教室運営

 

 

花の業界に限らず、ファッションの業界だったり、美容の業界だったりどんな業界でも季節を先取りするために半年先のことを考えて、企画したりしますよね。今の時期でしたら、毎日、暑い日々を過ごしていますが、頭の中は、クリスマスやバレンタインデーのアレンジのことを考えている先生って多いと思います。

 

ふと、カレンダーを見たら来月は、敬老の日があります。敬老の日にレッスンを行ったらどんな花を使うだろう・・などと先のことを考えて、少し記事にしてみることにしました。

 

フラワーアレンジメントの教室でも敬老の日について説明してみよう

 

 

何かイベントの日の為にフラワーアレンジメントを作る場合、そのイベントは、どんな意味があるのか?知ることは、フラワーアレンジメントをスムーズに作る為には、大事なことだと思います。

 

私は、母の日やバレンタインデーなどについても、毎年、同じことの繰り返しになりますが、とりあえず簡単になぜ、その日が設けられるようになったか、調べて生徒さんにお伝えするようにしています。

 

その他では、今年の流行色なども合わせてお伝えしたり、その時々で生徒さんがフラワーアレンジメントの作品を作るのに、何かイメージしやすい情報を伝えるようにしています。

 

今回、敬老の日と言うことでフラワーアレンジメントを作成する場合、やはり敬老の日の意味などについてお伝えすることは、外せないことだと思います。そこで、敬老の日について調べてみましたら、国民の祝日に関する法律第2条で敬老の日についての趣旨が定められているようです。

 

「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」日としているようです(Wikipediaより)。

 

簡単に言ってしまえば、普段から社会の為に頑張っている年上の人に健康であることと感謝の気持ちを込めてお祝いしようということだと思います。

 

「感謝」「長寿」「敬愛」などと言う言葉がイメージできるようなフラワーアレンジメントを作ってみましょうということになります。

 

フラワーアレンジメントの教室で敬老の日の感謝・長寿・敬愛をイメージするとしたら?

 

 

一般的な敬老の日のためのフラワーギフトに扱われている花材

 

大事な人にお花を贈るときは、花言葉などから花を選ぶことが多いですよね。そこで、感謝・長寿・敬愛などの花言葉を持つ花を調べてみました。

◆「感謝」を現す花

  • ピンクのカーネーション
  • カスミソウ
  • ワレモコウ  など

 

◆「長寿」を現す花

  • マリーゴールド(黄色)・・・健康
  • ユウゼンギク・・・若者に負けない元気
  • リンドウ・・・病気に勝利する
  • 千日紅・・・色褪せぬ愛、不朽

 

◆「敬愛」を現す花

  • バラ(白)
  • ツバキ
  • カーネーション
  • サルビア など

 

感謝・長寿・敬愛の意味を持つ花は、他にも多くありますが、良くみかける花であり、花屋で購入しやすい花ということで選ぶと上記のような花を挙げることができます。

 

しかし、フラワーアレンジメントというのは、眼で見て楽しむものですから、できれば、視覚的にも感謝・長寿、敬愛を感じるようなフラワーアレンジメントにしたいと私は、思ってしまいます。

 

視覚的に感じるためには、何が必要でしょうね。私が大事だと感じるものは、色や形です。もし、自分で花屋へ行って花を選ぶ場合は、上記な花を選びながらも色、形からも気持ちが伝わるようなフラワーアレンジメントをイメージして花を選んでみましょうと説明します。

 

私が感じる感謝・長寿・敬愛のイメージは、視覚的には、柔らかい感じです。感謝・長寿・敬愛を色で表現するとしたら、寒色系より暖色系。そして、濃淡で言えば、濃くなく優しい色、淡色というイメージです。それらを形で現すとしたら、角ばっていることなく、優しい曲線で囲まれたイメージです。

 

しかし、ギフトとして贈ることを考えた場合、少しフォーマルなイメージも出したい。そんなイメージで作ってみましょうよ・・・とレッスンの時には、話したり、ホワイトボードに絵を書いたりしながら、説明します。

 

フラワーアレンジメントの教室で敬老の日に選ぶ花は秋に出回るダリアがおすすめ

 

最近、花屋へ行くとダリアの花を見かけるようになりました。私の中で、スィートピーを見かけると「春がやってくるな~」と感じ、ダリアを見かけると「秋がくる~」と感じてしまう花なんです。

 

ダリアは、すっごく好きな花の一つです。しかし、切り花として注目されるようになったのは、2,000年に入ってからと言うことで、切り花としての歴史は、浅い花です。ダリアは、大きさ、色など種類が豊富で、ブライダルにも使われることが多いです。もちろんギフトにも喜ばれる花だと思っています。

 

 

 

しかし、ダリアの花言葉は、「華麗」「気品」「優雅」「移り気」「移ろい」などをイメージする言葉です。なかなか、感謝・長寿・敬愛などのイメージからは、遠くなってしまいますが、ダリアの形は、コロンとした丸く優しい姿であるところから、感謝・長寿などを感じ取ってもらえる可能性はあると信じています。

小さめのダリアは、1本300円ほどですが、ブライダルなどで使われるような大輪のダリアは、1本700~900円ほどします。大輪のダリアは、1本だけで存在感があるので、ダリアとグリーンだけで、華やかな空気を醸し出してくれます。

 

敬老の日のおもてなしのテーブルアレンジメントにもおすすめです。ダリアは、キク科の植物なので、なんとなく花全体の姿がキクに似ていますよね。菊は、古くから日本人の生活に溶け込んで、誰にでも好かれる花として親しまれている花の一つです。

 

ですから、ダリアも切り花として歴史は浅いですが、今後、更に様々な人の生活に溶け込んでいく花だと感じています。なるほど~と思った方は、今が旬のダリアの花を是非、レッスンに活用しましょう!

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