【フラワーアレンジメント教室体験談】娘の結婚式は母の手作りブーケが夢だった

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フラワーアレンジメント教室体験談

私は、奈良市に住む60歳の主婦です。自宅の庭の花で娘の結婚式のブーケを作ってあげたいと思い、フラワーアレンジメントを学ぼうと思いました。その時に通っていたフラワーアレンジメント教室についての体験をお伝えします。

 

フラワーアレンジメント教室に通うようになったきっかけ

ガーデニングが好きで、庭に季節の花をたくさん植えているので、その花たちを使ってアレンジをしたいとかねがね思っていました。生け花を習っていたのですが、ドライフラワーのリースやブーケ、ガーランドなども作って見たかったので、生け花では習えないお花の扱いを学びたいと思ったのが、フラワーアレンジメント教室に通い始めたきっかけです。

 

 

 

また、今から10年近く前になりますが娘が結婚を控えていて、できれば庭に咲く花で花嫁さんのブーケや彼のブートニアなどを作ってあげたかったこと、お客様にも自宅の庭の花を摘んでミニブーケにしてお土産に持って帰ってほしかったことなどもあり、次ぎ次ぎに夢が膨らみ、「この夢を叶えよう」と決心し、教室に通い始めました。

 

フラワーアレンジメント教室の探し方

 

近くに野の花アレンジメントの教室があり、前々から気になっていたので直接お家にお伺いして、「娘のために自宅で咲いた花を中心にブーケを作ってやりたいのですが」と相談させていただきました。

 

快諾してくださり、集中して個人レッスンを受けることになり、おかげさまで庭に咲く花たちでブーケを作ってあげることができました。季節が初夏だったため、なるこ百合やクレマチス、ミニバラなどを使った可愛いブーケを作ることができました。

 

お客様にプレゼントをするためのミニブーケもを30個ほど作り「手作りのウエディング」で祝ってあげました。

 

 

フラワーアレンジメント教室のコース内容、受講ペース

 

私が通っていたフラワーアレンジメントの教室は、個人で活動されている先生でした。3年ほど通いましたが、先生の都合で大手のホテルなどの活け込み中心の仕事をメインにされるようになり、自宅教室を閉じられることになり、それ以来通っていません。

 

私が通っていたペースは、月に2回でした。主に野の花的な花材を使ってラウンドやムーン型、など簡単な基本的な生花のアレンジが1回と、後はドライフラワーを中心にリースやガーランドなどを比較的自由に、作らせてもらいました。

 

レッスン料は花、花器込みで合わせて8,000円でした。月1回生花のみのアレンジなら3,000円、ドライフラワーのみなら5,000円だったので、途中からドライフラワーのみの月1回のコースに変更しました。

 

経済的なこともありましたが、一通りのアレンジができるようになったので、自宅の庭に咲く花でアレンジをしようと思ったからです。ドライフラワーは、ハロウィンやクリスマスなど季節のアレンジが楽しく、きちんと保管しておけば次の季節にも使えるので続けることにしました。

 

フラワーアレンジメント教室に通って良かった点と教室の魅力

庭の花や、スーパーなどに売っている花を利用して簡単にアレンジができるようになり、プレゼントやお見舞いなどにも使えるアレンジが手早くできるようになったことです。

 

 

 

その後、NPOで子どもたちのためのフラワーアレンジを教えるようになり、庭の花を使って可愛いアレンジを作ったり、松ぼっくりでクリスマスリースを作ったりして楽しむことになりました。

 

また、病院からもお誘いがあり、認知症患者さんなどのためにお花のアレンジ教室の講師としてお仕事をさせていただくことになり、趣味が収入に結びつくことになりました。

 

その後、両親の介護などもあって講師はやめましたが、同じ病院の待合室に不定期で野の花アレンジを置かせてもらっています。一生の趣味として、あの時習っていてよかったと思っています。

 

フラワーアレンジメント教室で嫌だなと感じたこと

フラワーアレンジメントの教室に通っている時には、年に一度、展示会を催されていましたので、その準備や受付などの仕事が大変でした。また、お中元やお歳暮などの気配りが個人教室だったので気を使いました。

 

その他にも、お仲間が結構セレブな人たちが多く、お茶や食事、観劇やコンサートなどにも誘われ、交際費が大変でした。その後は、少し距離を置くようにしましたが、セレヴごっこのようなところが嫌だなと思ったこともありました。

 

やめた原因も一つは人間関係もあります。展示会の後の打ち上げも有名ホテルでおこなっており、かなりの出費でした。今、考えると無理をしていたなと思いますが、華やかな世界を味わえたことも一つの経験だったと思います。

 

フラワーアレンジメント教室に通わなくなってしまった理由

 

フラワーアレンジメント教室をやめた事情は、他にやりたいことがあったからです。お花は、感性で活けるものなので、ある程度の基礎ができれば、自分流でよいと思ったからです。

 

 

 

それとやはりレッスン料だけでなく、お付き合いのためのお金がばかにならないことです。教室選びにもっと慎重になればよかったと後悔しています。先生へのお礼もエスカレートして、「付き合い切れないな」と思うことが何度もあり、結局は止めることになりました。

 

その後は、ジム通いが主となり、体を鍛えていますが月に1万円ほどで様々なレッスンが受けられるので、安いなと思いました。結婚前に習っていた生け花は、それほど交際費も要らず月謝だけですんだので、大手のチェーン店のアレンジメント教室に通った方がよかったかなとおもいます。

 

フラワーアレンジメントの教室の先生という職業について思うこと

 

フラワーアレンジメントの教室に3年ほど通い続けて、先生の大変さを見てきたので先生になりたいとは思いません。しかし、人間関係が煩わしくなければ、楽しい仕事だと思います。

 

 

先生も人間ですから、花展などでいつもお手伝いできる人やフットワークが軽く車で荷物を運んだりできる人を大事にされます。また、財力のある方は気を利かせて全員のお弁当を手配してお弁当代も受け取らない人もいます。

 

 

一種独特の世界でもあるので、かなり人間関係が難しいと感じました。もし、自分が教室を開いたらストレスで鬱になりそうです。なので「自宅教室はしんどいな」が本音です。

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