私は、苫小牧市に住む41歳の主婦です。母は花が好きな人だったので、小さいころから周りに花がある生活でした。大人になって自分でも花のある生活をしようと思った時に、なかなか思うようにいかず、難しいことに気付きました。そこで、フラワーアレンジメントを学んでみようかと思い通うようになったフラワーアレンジメント教室についての体験をお伝えします。
フラワーアレンジメント教室に通うようになったきっかけ
子供の頃から母が花好きだったので、家の中には、花がたくさん飾られていました。庭には、花壇や鉢植えがあり、それらの切り花で母がアレンジしたりして、お花が飾られていることが日常的でした。大人になって自分がお花に興味を持つまでは、自分で手入れしたことは一度もありませんでした。
大人になって自分でいざ飾ってみようと思っても中々綺麗に飾ることが出来ず、図書館で本を借りたり、番組を見たりしましたが、実践しようとすると難しく思うように満足のいくものが出来ませんでした。
その頃に地域の会報を見ていたところフラワーアレンジメント教室の案内が載っているのを見つけました。本やテレビで見るよりも、実際に目の前で方法を教えてもらったり、実践してアドバイスをもらう方が自分には合っていると思って参加することにしました。
フラワーアレンジメント教室の探し方
地域の会報誌に掲載されているフラワーアレンジメントの教室の案内を見て、その教室に興味を持ちました。その他にも町内のコミュニティセンターや市役所に掲示されているフラワーアレンジメントサークルや単発的に開催されている教室の案内にも目を通しました。
また市内や地域の文化祭で作品として展示されているアレンジメントを見て、どの様な教室に参加して作成した物なのかも確認しました。色々と目にした情報の中から、参加したことのある人に話を聞いたり評判も参考にしました。
フラワーアレンジメント教室のコース内容、受講ペース
地域の会報誌に掲載されていたフラワーアレンジメントの個人サークルに参加させてもら事にしました。そこでは、毎週1回、1時間半の活動時間でフラワーアレンジメントを学ぶことができます。
入会金や月々の受講料は無く、毎回お花代のみお支払いしていました。毎回その時期の行事に合わせたお花のアレンジメントを指導してくれます。形もブーケやリース、スタンド等飾り方も様々で毎回違った雰囲気になるのでとてもワクワク感があり楽しかったです。
お正月飾りや雛飾り、ハロウィンやクリスマス等イベントに合わせたお花やそれに添えるキャンドルや小物等も準備してくれていて創造力が高まりました。レッスンはそれぞれのペースに合わせて進めてくれるので、時間に追われることも無く自由にアレンジすることが出来ました。
初めに今回の材料だとどの様な作品になるのか参考も見せてくれるのですが、その型にはまらなくても個人の目指したいアレンジに向けてアドバイスをしてくれました。
フラワーアレンジメント教室に通って良かった点と教室の魅力
自宅で自分だけでアレンジしていた時には、書籍やテレビ番組で見ても実際にしてみると思うようにいかないことが多くありました。また、使用している花も、中々手に入りにくい種類があったり、飾りたいと思っても季節がずれていて購入出来ないこともありました。
代替えするにもお花の知識が乏しく、結局は、諦めてしまって飾れないことが多かったです。しかし教室に通うようになって、その時期に合ったお花で出来るアレンジメントを教えてもらえたり、先生や他の生徒のアレンジメントを見ることでまた違った発想が生まれてきたりと、とても刺激を受けました。
実際に自分が作ったアレンジメントについて先生や生徒の感想が聞けたり、自分ではどうするとより良くなるのか見当がつかない時にもアドバイスがもらえたりと行き詰まることが無くなりました。
フラワーアレンジメント教室で嫌だなと感じたこと
実際にフラワーアレンジメントの教室に通う中で嫌だなと感じたことはありませんでした。私が通っていた教室は、進み具合や完成をせかされたり、アレンジを押し付けられることが無かったので、自分が作りたいと思うアレンジをさせてもらえたと思います。
もし、これが決まった事しかさせてもらえなかったり、急がされるようだと続かなかったかも知れません。メンバーは大体８人程度でしたが、徐々に顔見知りとなる中でお花のことでも相談が出来る様になりました。
先生も話しやすく些細な質問にも真剣に答えてくれていたので、何でも聞きやすく安心して受講することが出来ました。アレンジメント中は先生も自分のアレンジをしながら指導してくれるので、ずっと見られていると言う緊張感も無く、自由な発想でアレンジが出来ました。
フラワーアレンジメント教室に通わなくなった理由
そこのフラワーアレンジメント教室には、２年間とても楽しく通わせていただきました。年間の行事も２回ずつ経験したので、そろそろ自分でアレンジする自身もついて来た為、教室を退会しました。
教室に通う中でアレンジメントの方法やコツ、小物の使い方等の専門的なことまで指導していただいたことで不安なく自宅でアレンジすることが出来る様になりました。
今でも時々教室に通っていた頃のメンバーで食事をしたり、メールのやり取りをしてお花の話や情報交換をしています。お花屋さんのことや、今はネットで様々な素材を手に入れることが出来るので、実際に購入した商品のことや使ってみた感想を交換して日々のアレンジメントに役立てています。また機会があれば以前の教室に再入会したり、他の教室を体験するのも良いかと考えています。
フラワーアレンジメントの教室の先生という職業について思うこと
日々お花に囲まれてお仕事が出来ることはとても素敵なことだと思いますし、憧れます。現在は、他に仕事を持っているので今時点で自分が先生になることは想像がつきませんが、いずれ時間に余裕が持てたらもっと知識や技術を身につけたいです。
その時は選択肢として先生になることも出てくるかもしれません。フラワーアレンジメントの先生のイメージとしてはお花の知識や技術だけでなく、人とのコミュニケーションが大切なのかなと感じています。
先生と生徒との距離感や指導の仕方がアレンジメントにも影響してくると思うので、人としても成長しなくてはならないと感じます。教室として運営していく為には、仕入れや品物の管理等やるべき仕事が多くなると思うので、色々と身につけるべき知識があると思いました。
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