【フラワーアレンジメント教室体験談】資格取得には腱鞘炎になるほどの練習量が宝物

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フラワーアレンジメント教室体験談

私は、埼玉県熊谷市に住む56歳の会社員です。既にやめてしまいましたが、かれこれ15年ほど通っていたフラワーアレンジメントの教室について紹介します。

フラワーアレンジメントの教室に通おうと思ったきっかけ

 

だいぶ前のことですが、自宅には、両親と事情があって預かっていた姪と猫3匹と住んでいました。車の免許がなければ不便な地域です。家族の中で免許を持っていたのは私だけでした。姪を預かったのは、彼女が、1歳半の時でした。

 

両親も私も働いていましたので、当然、保育園に預けることになりました。無認可でもあり、送迎のバスもなく、送迎は私の役目となり、父母会等も未婚で子供を産んだこともない私が出席することにもなりました。

 

 

自分自身、仕事上でも、同僚からのいじめにも合い、何でこんな不遇なことばかり起こるのか、とてもやりきれない思いの時、何かできること、打ち込めることがあれば、生きていく力になるかも、もともと花は好きでしたし、フラワーアレンジメントの教室に通いたいとおもいました。

 

フラワーアレンジメント教室の探し方

 

上記の理由で、忙しいこともあり、遠くには通えないと思っていましたところ、自宅近くにて、友人がフラワーアレンジメント教室を開設しました。

 

あまりに近所過ぎるので、他の教室を探してみたのですが、遠いのと、月謝が高い、教室の開設時間が平日の日中というところも多く、フルタイムで働いている者にとっては不向きの教室が多かったです。

 

結局、通いやすい場所、ご近所ですし、月謝も趣味の範囲で続けやすいこと、教室は平日の17時から21時までという条件が自分に合っていることから、友人が主宰する教室に決めました。

 

フラワーアレンジメント教室のコース内容、受講ペース

なんだかんだと15年ほど通いました。友人の家庭の都合で、教室は閉めることになりましたが、ブーケの作成のお手伝いにかけつけたり、最近は新しい教室に月に1度通い始めています。

 

 

新しく通い始めた教室も、通っていたところも個人の教室です。最初の教室はもともとは熊谷市にあったシルビアフラワーデザインというところです。今は繋がりがありませんし、シルビアフラワーデザインが存続しているのかはわかりません。

 

以前の教室は月謝5000円で週1回のペースでした。お花のお稽古の後にはお茶会とおしゃべりで盛り上がるアットホームな雰囲気の教室でした。シルビアフラワーデザインは、3級取得したら、教室を開催できたようです。

 

3級、2級、1級、参与の資格があり、私が通っていた教室は資格試験は強制ではありませんでした。3級試験はブーケ、2級からはブーケとアレンジメントの試験だったように思います。

 

3級のブーケは同じキャスケードブーケでしたが、年ごと、試験ごとに課題が違いました。今は、シルビアフラワーデザインが存続しているかわかりませんので、試験の内容もわかりません。現在通っているところは月に1度、お花を活けてからお食事会。参加費は、お花、お食事コミコミ4000円です。

 

フラワーアレンジメント教室に通って良かった点と教室の魅力

 

フラワーアレンジメントの教室に通って良かったと思う点は、自分でブーケが作成できるようになったこと、フラワーアレンジメントを人にプレゼントできるようになったことだと思います。シルビアフラワーデザインで参与資格まで取得できたことが自信になったのかもしれませんし、気持ちに余裕ができました。

 

 

 

なにかを作り出すということがこんなに楽しいものなんだと感じました。また、職場のいじめもありましたが、当時、私をいじめぬいたお局様は、今は何事もなかったかのようにお付き合いをしています。

 

彼女は、本当にめんどくさい方ですが。資格を取ることが元々好きだった為に、様々な資格にチャレンジし、今人気の食育に、野菜、フルーツのアドバイザーやら、パーソナルカラーやらの資格も取得していました。

 

また、彼女の結婚式には、ブーケを作り、大変喜んでもらったことが、やはり、アレンジメント教室に通って良かったと思います。

 

フラワーアレンジメント教室で嫌だなと感じたこと

フラワーアレンジメントの教室を辞めたいと思った事はないです。試験の練習の時だけは、緊張しますし、ブーケを作る為に腱鞘炎にもなりましたから、この時だけは、試験受けるの辞めようとも思いましたが、実は、最初の3級試験のキャスケードブーケの試験の結果が自分が思っていたより良くて、その時受けた方々、100名ぐらいはいらしゃったと思うのですが、3位以下方の点数をはるかに超えた、上位2位だったのが変な自信に繋がっていたのだと思います。

 

 

教室には、教える方の個性が反映することは良くわかりました。私が通いました教室は、先生がおおらかな方で、教室も和気藹々。同じシルビアフラワーデザインの教室では、静かに花を活ける、ほぼ私語がなく、先生がそっと手直しするというところもありました。

 

今は母体のシルビアフラワーデザイン自体が存続しているのかわかりませんので、なんとも言いようがありませんが、教室を閉める理由は先生のご家庭のご事情によるものと、母体のフラワーデザイン教室の内部の確執があったようです。

 

詳しい事情はわかりませんが、教室を閉めることに寂しい気持ちになりました。けれども、今でも、先生やその当時の生徒さん間のお付き合いはあります。たまに飲み会やお食事会と今はこうなんだよという愚痴大会にもなりますが、教室が再開されることを、当時の生徒は皆願っています。

 

お花のない生活に寂しい思いで、いろいろと探して、新しいお花屋さんにて、再びフラワーアレンジメント、また、新しいお友達との出会いもあり、今後も楽しみながら通いたいと思います。

 

 

 

フラワーアレンジメントの教室の先生という職業について思うこと

フラワーアレンジメントを教える為の技術、資格は取得しました。どの職種にも厳しい場面はあるでしょうが、フラワーアレンジメントの教室を維持するのはたいへんです。

 

例えば、花屋さんであれば、花の仕入れ、教室の維持はなんとかなるかもしれません。カルチャーセンターで雇われて、生徒さんを募集して、人数を把握できて、教える場所、仕入先等ができるならば、面白い職業かもしれませんが、フラワーアレンジメントの楽しさを理解してもらえるかはわかりかねます。

 

カルチャーセンターも企業ですから、利益優先になるのは間違いないと思いますし、そこに雇われている以上は、やはり、利益を考えなければなりません。個人の教室は、楽しいこと、自由であることは認めますが、生活に余裕がないと通えません。

 

また、花は、生活には関係ありませんから、経済的に苦しくなると教室を辞める方もいます。2人、3人ぐらいの生徒さんでは教室は存続できません。個人で行うには余程の知名度がなければ厳しいと思います。

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