私は、沖縄市に住む49歳の会社員です。私にとってフラワーアレンジメントというのは、女子力を高めるための一つの手段のようなイメージがあり、憧れの職場の先輩のようになりたいと思い、フラワーアレンジメントを学ぶことにしました。その時の教室の体験をお伝えします。
フラワーアレンジメント教室に通うようになったきっかけ
以前、働いていた職場の先輩がフラワーアレンジメント教室に通っていましたので、その先輩からフラワーアレンジメントの魅力について何度か聞いて興味を持つようになりました。その先輩は仕事がとても出来る人でしたが、しかも女性としても魅力的な人でしたので私は彼女のことを憧れていました。
そんな憧れの先輩がすすめてくれたフラワーアレンジメントをやってみたくなりました。また女性としてはフラワーアレンジメントが出来るようになったら、女子力が高くなるような気がしました。
そして私の同年代の同僚もフラワーアレンジメント教室に通うようになって、その同僚からもフラワーアレンジメントの楽しさを聞いて、ますます興味が出て教室に通ってみようと思いました。
フラワーアレンジメント教室の探し方
最初は、同じ会社の先輩と同僚が通っているフラワーアレンジメント教室に通ってみようと考えたのですが、会社で毎日、顔を合わせている人たちと習い事の教室まで一緒になると、何かと気を使うような気がしましたし、相手も嫌かもしれないと思いました。
それでインターネットでフラワーアレンジメント教室の情報を検索して集めました。私が住んで居た場所か職場の周辺にある教室が良いと思って、その場所を中心に探しました。また料金があまり高くない教室を探しました。
フラワーアレンジメント教室のコース内容、受講ペース
職場から通いやすいフラワーアレンジメント教室を見つけたので、そこに通うようにしました。スイッチフラワースクールです。月謝は、4,000円(月に4回、週に1回)で、それにプラスしてその日に使用する花材の料金(日によって違いましたが、およそ2,000円)を支払いました。
レッスンは月曜日、水曜日、金曜日の中で好きな曜日を選ぶことが出来て良かったです。レッスンの初めにまずは各自にお花が配られます。そして、最初に先生がその日に使う花の名前や特徴について少し話をされます。
それから、それらの花を一緒に生けるための注意点やおすすめする点などについて解説されます。そして各自が先生に聞いた注意点やおすすめする点に留意しながら、花を活けて行きます。
先生は、その生徒たちが生けている傍をゆっくり歩きながら、声をかけてくれます。生け方が良かったら褒めてくれますし、何か改善点があればアドバイスしてくれます。そしてみんなが生け終わったら、それぞれの生け方についてみんなの前で良い点と改善点などを話されますので、他の人が生けた花を見て周って終わりです。
フラワーアレンジメント教室に通って良かった点と教室の魅力
フラワーアレンジメントの教室に通って良かったと思う点は、お花の扱い方や美的感覚を磨くことが出来て良かったと思います。そして、仕事などで疲れている時でも、フラワーアレンジメントの教室に行ってキレイなお花を扱っていると、心が落ち着いたり癒されることが多かったです。
また、それまであまり知らなかったお花の種類や特徴を学ぶことが出来ましたし、そのお花ごとの扱い方も知ることが出来て良かったです。そしてその後、転職した会社では花を受付デスクに飾る習慣があったので、その花を生ける(フラワーアレンジメントする)担当になったのです。
その時は、フラワーアレンジメントの教室に通っていたお陰でとても役に立ちました。私が生けたお花は同僚たちにも好評でしたし、私自身も仕事で花を生けることが出来て嬉しかったです。
フラワーアレンジメント教室で嫌だなと感じたこと
フラワーアレンジメントの教室に通って嫌だなと感じたことは、先生の説明の仕方が分かりにくいことでした。私の経験が浅かったこともあって、先生が説明されていることの意味をハッキリ理解することが出来ませんでした。
ですから、良く分からないまま、お花を活けてしまいますから、うまく生けることが出来なくて良く注意をされていました。また、他の生徒さんと私への態度がちょっと違う時があって、それは平等ではないなと感じることがあり、少し不満に感じました。
また、他の生徒さんに割く時間は長いのに、私に割く時間は短いことが多かったので嫌だなと感じました。もちろん、レッスンに参加している生徒全員に細かく指導したり、みんなに同じ態度を取るのは大変だとは思います。でも、もうちょっと公平に扱ってほしかったです。
フラワーアレンジメント教室に通わなくなった理由
フラワーアレンジメントの教室は、およそ半年で辞めてしまいました。通い始めたばかりの頃は、たくさん学ぶことがありましたし、お花を扱うことによって癒されて良かったのですが、その気持ちがだんだんと薄れて行ってしまいました。
そして半年ほど通った頃、もう必要ないかなと思って辞めることにしました。またそのころ、仕事がすごく忙しくなって、フラワーアレンジメントの教室に通う時間を作るのが大変になってしまっていて、それが逆にストレスになってしまっていました。
そして、仕事の調整を必死でして通ったレッスンで、先生の平等でない扱いを目にするとイライラしてしまうこともよくありました。そんなことが重なって、思い切って辞めることを決意しました。
フラワーアレンジメントの教室の先生という職業について思うこと
私は、フラワーアレンジメントの先生になりたいとは思いません。なぜなら、人に教える仕事は本当に大変だと思うからです。私はその後、ある資格を教える講師の仕事をしていたことがあるのですが、自分が持っている資格や知識があることでも、人に理解してもらえるように教えるのは本当に大変でした。
教えることによって、自分の知識を更に深くすることが出来ますし、新たな発見をすることも出来ますし、教えた相手が理解してくれたり、成長して行ってくれたら嬉しさや感動も味わうことが出来ます。
ですから先生になることは良いことも多いとは思いますが、私のフラワーアレンジメントの知識はあまり深いとは思いませんので、フラワーアレンジメントの先生になりたいとは思いません。
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