ハロウィンのフラワーアレンジメントの教室で大活躍してくれそうな花は?

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フラワーアレンジメントの教室運営

 

秋の楽しいイベントと言うとハロウィンがありますね。年々盛り上がりが大きくなっている感じがします。マナーを守って楽しみたい日ですよね。子供がいらっしゃる家庭では、一緒に仮装をして近所を歩き回るなんて言うイベントがありそうですよ。

 

私も子供が小学生あたりまで仮装して近所を歩き回りました。お決まりの近所の方々は、玄関の外にお菓子などを用意して下さって、頂いても大丈夫なようになっているんです。子供にとっては、楽しいイベントだと思います。

 

そのハロウィンですが、フラワーアレンジメントの教室でも毎年、花で遊ぶような感覚を味わってほしくて教室を行います。私の教室の一番のモットーは、「花と遊びましょう!」なので、皆さん、ハロウィンやクリスマス、バレンタインなどは、思いっきり楽しんでアレンジメントを作ってしまいます。

 

ハロウィンのフラワーアレンジメントで楽しく仕上げるために、毎年大活躍してくれる花が何種類かあります。今回は、それらの花のお話です。

 

フラワーアレンジメントの教室でハロウィンについて説明してみよう

 

お決まりのことで、毎年ハロウィンは、やってきますが、簡単に説明するのもフラワーアレンジメントの先生の仕事だと思っています。その言葉で生徒さんたちは、アレンジメントのイメージが膨らんでいくと思います。

 

で、そもそも、ハロウィンってどこから始まったのでしょうと調べてみましたら、発祥は、アイルランドのようです。アイルランドのケルト人は11月1日から10月31日を一年として過ごす様です。10月31日は、日本人だったら大晦日に当たる日なんですね。その日に一年の収穫を祝う行事としてハロウィンが始まったとされています。

 

また、10月31日は、死者の霊が家族の元を訪れるという、いわゆる日本のお盆的な意味もあるようです。しかし、死者の霊ばかりではなく、魔女や精霊の類も出てくる日とされていることからケルト人は、仮面などを被ったり、魔除けに火を焚いたりして過ごすようです。

 

一方、日本では、収穫を祝うとか死者の霊を慰めるとかの行事よりも、ハロウィンというと仮装を楽しむということがメインのイベントになりつつありますね。これは、日本独自のコスプレ分化が流行り始めた影響だと言われています。

 

フラワーアレンジメントの教室では、コスプレということをテーマにするよりも「収穫」とか「死者の霊を慰める」ということをテーマに花と向き合うことをおすすめした方が良いアレンジメントに仕上がるような感じがします。

フラワーアレンジメントの教室でハロウィンカラーについても説明してみる

 

 

ハロウィンに使われている色って独特ですよね。あの色一つ一つにも意味があるようです。更に、生徒さんのイメージ膨らむように色についても説明すると生徒さんの為になると思います。

 

ハロウィンカラーと言えば、お決まりの色がオレンジと黒のようです。でも、最近では、紫や緑、白、ピンクなども使われるようになってきているようです。それぞれにどのような意味があるのか調べてみました。

 

ハロウィンカラー「黒」の意味

 

ハロウィンで言う「黒」の意味は、「死」と「闇」です。ケルト人にとって10月31日は、霊が家族のもとへ帰ってくる日です。しかし、良い霊ばかりではないんですよね。そういうことから、霊を鎮める意味として、黒が使われているようです。

 

ハロウィンカラー「オレンジ」の意味

 

ハロウィンで言う「オレンジ」の意味は「収穫」です。ハロウィンは、ケルト人が一年間の収穫を祝う日でもありましたね。日本で言うと大晦日に飾る橙(だいだい)に当たります。縁起物です。

 

ハロウィンカラー、黒・オレンジ以外の色

 

ハロウィンでは、黒やオレンジ以外に良く見かける色は、でしょうか?しかし、紫には、特に意味はないようです。暗闇で黒い衣装を着て月明かりに照らされるとなんとなく紫色に見える・・・と言ったところから紫が使われるようになった話はあるようですが・・・。

 

ただ、オレンジと黒だけで、ハロウィンを表現しようとすると、毎年、変化がないので、差し色で紫、緑、白、ピンクなどをアクセントに表現すると時代に合ったハロウィンの楽しみ方ができるのではないでしょうか。

 

ハロウィンカラーについて調べていましたら、日本ハッピーハロウィン協会というところに辿りつきました。こちらでは、ハロウィンカラーのネーミングについてもこだわりがある様です。ちょっと、興味がある方は、どうぞ。

日本ハッピーハロウィン協会

 

ハロウィンのテーマである「収穫」「死者の霊を慰める」と言うことでフラワーアレンジメントを考えてみる

かぼちゃ

 

ハロウィンには、欠かせないのがかぼちゃです。フラワーアレンジメントなどに使われるかぼちゃは、観賞用として栽培されているものです。大きさは、直径5~15㎝ほどで、様々な色や形の実ができます。皮は、硬くて切りにくいので食用には、向いていないかぼちゃです。

 

トウガラシ

 

観賞用のトウガラシは、オレンジ、赤、黄色、白などのカラフルな実がなり、ハロウィンには重宝されています。形も細長くとがった形や丸く膨らんだ形のものなどがあります。観賞用の品種は、食べられませんが実りの秋や収穫というテーマでは、利用しやすい花材です。

 

ガーベラ

 

シンプルで一重咲きのガーベラは、一輪、花の中にアレンジするだけで、存在感があり、華やかにしてくれます。花が大きいため一輪だけでも楽しめる花です。ガーベラの花は、様々な色があり幅広く楽しめます。

 

ハロウィンに利用するのであれば、可愛らしくポップな雰囲気のオレンジや秋らしい濃い赤色がおすすめです。

 

ワレモコウ

 

ワレモコウは、秋にだけ出回る切花です。だいたい7月~10月あたりに多く見かける花です。どんな花とも相性が良く、少し添えるだけで、秋らしい空気感を出すことができます。

 

ハロウィンで利用する場合は、他の花材が色とりどりで明るい時に、少し、添えると落ち着いた大人の印象に変化します。

 

ピンクッション

 

ピンクッションは、日本だけで呼ばれている名前だそうです。日本に入って来たときに、裁縫道具の針山に似ているところから「ピンクッション」と名付けたと言われています。ピンクッション全体の姿がハロウィンの魔女や精霊などを思わせるような雰囲気があるように思いませんか?

 

ピンクッションは、ドライフラワーにしやすい花で、7月から年明けくらいまでの長い期間に出回る花です。ピンクッションの色は、黄色や赤オレンジなど元気な色が多く、ハロウィンカラーにもぴったり合う花です。

 

ケイトウ

ケイトウの花は、「鶏頭」とも書きます。8月~9月に出回る花でお盆、お彼岸、ハロウィンなどに使われることが多いです。種類によって様々な色や形があるのでハロウィンのイメージとして利用しやすい花だと思います。ケイトウの花の種類は、以下の4つになります。

 

◆クルメケイトウ

 

色も様々あり、丸い花です。

 

◆ウモウケイトウ

 

先がとがった形の花です。だんだん花が終わりに近づくと先の方からだらんと垂れて、おどろおどろしい雰囲気を出してきます。ハロウィンのイメージには、ぴったりフィットし、ぜひアレンジに利用したくなる花です。

 

◆トサカケイトウ

 

鶏のトサカのような形の花です。色も落ち着いた感じの色の花が多いです。

 

◆セロシア

 

セロシアもウモウケイトウのように、先がとがった形の花です。色は、濃いピンクです。ウモウケイトウと同様にハロウィンに利用したくなる形の花です。

 

先日、ダリアの花についても記事にしましたがダリア同様、ケイトウの花を花屋で見かけると「秋が来る~」と感じてしまう花の一つです。また、私には、ぼさぼさ頭のイメージが浮かんでしまうセロシアやウモウケイトウは、個性豊かな花として、毎年、ハロウィンでも利用している花です。今年のハロウィンのレッスンも皆さん、どんなアレンジに仕上がるのか楽しみです。

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